H27.1.26 森林保全研修会に参加


近年、日本の森林が荒廃してきていると言われている。山崩れなどの自然災害や鹿等による鳥獣被害が多発している。さらに大切なことは、地球温暖化対策のため森林を育成するこであるといわれている。地球規模で気象変動が起き、日本各地でもゲリラ豪雨が発生している。我が福知山市も25年に市内の西半分が水に浸かり26年度には東半分が水に浸かった。
林野庁も躍起になって森林保全のための対策を打ち出し、森林事業を積極的に活動している団体には3年間で500万円の交付金を補助する制度を作った。国策として「強い森林」を育成しようとしているのである。
京都府では、その一環として「森林保全研修会」を計画した。私も地元森林組合の役員として、この(今年度3回め)研修会に参加した、

福知山市大江町毛原では、伝説鬼退治で有名な「大江山」を含んだ127ヘクタールの森林に観光客を呼び込もうと散歩道や休憩所を作っている状況が報告された。



岡山県鳥取県兵庫県県境にある山村の西粟倉村、青木村長さんの基調講演では、わずか村民人口1,500人で取り組んでいる森林活動が報告された。


京都府内でモデル活動団体として、8団体が表彰された。
我が岩井生産森林組合も地域社会に貢献できる活動を続けていきたい。昨年は鳥獣が喰わないとされていた「樒(しきみ)」など100本を植樹したが、ほとんど鹿(・・・と思われる)に喰われてしまった。今年は、昨年の災害で山崩れの発生したところや危険個所の対応に追われることになりそうである。