原木椎茸は美味い

地元の山林で原木椎茸の栽培をしている。
今年の春にクヌギの原木に植菌したものである。我々が植菌したのは「115号」という品種のもの、生育すると手のひら位の大きさにり、肉厚のドンコ椎茸となる。
これは『山のあわび』といわれる程の美味しい人気品種である。
12月になるとそろそろ芽を出す時期である。
先日現場へ行くと、原木のところどころに親指位の大きさの芽が出てきた。
お正月までに採れるといいのだが・・・。
右の写真が本伏せ(約600本)の現場写真
今年の10月に鳥取県の「日本きのこセンター」で「とっとりきのこ祭り」が開催され、原木椎茸(天然栽培)と菌床椎茸(人工栽培)の食べ比べがあった。
100人を対象にAの皿には原木をBの皿には菌床をそれぞれ網焼きにして盛り付け、目隠しをしてどちらが美味しいか食べ比べの実験をしたそうである。
NHKの試してがってん!!』のように・・。
すると81人が原木椎茸の方が(菌床椎茸より)美味しいという結果が出たそうである。消費者の舌の確かさを垣間見たと主催者は語っている。