「原木しいたけ」は素晴らしい!!

10月23日(火)JA瑞穂支店で開催された「椎茸」の栽培研修会に参加した。
わが岩井生産森林組合では、組合員38名で「原木椎茸」の栽培に取り組んでいる。
今年も春に600本の原木を伏せた。
間もなく年末になると発芽して来る。
椎茸には「遺伝子の突然変異抑制作用]があると言われている。要するに「制ガン効果」である。
一般の奥様方がスーパーで買っているのは「椎茸」の中でもほとんどが『菌床椎茸』(分かり易く言えば"人工栽培"の椎茸である。)であり、我々が栽培しているのは『原木椎茸』、いわゆる"天然物"である。
"天然物"の生産は日本全国の椎茸生産量の16%に過ぎない。
(財)日本きのこセンターが調査したところによると(NHKの「ためしてガッテン!!」ではないが・・)次のような結果が出た。
『菌床椎茸』と『原木椎茸』の味の比べ合いをするため、115人に『菌床椎茸』と『原木椎茸』を網焼きをして(目隠しをして)食べてもらった。『菌床椎茸』が美味しいと答えた人28名、『原木椎茸』が美味しいと答えた人81名、どちらとも言えないと答えた人6名であった。
実に70%の人が『原木椎茸』の方が美味しいと評価したのである。
世の奥様方、椎茸を買うときには、包装を見て『原木』と書いてあるのを選びましょう。
12月中旬になるといよいよ山の中へ入っていって、『原木椎茸』の収穫である。