竹の有効利用(京都府振興局)

H26.8.3(日) 舞鶴市で竹の有効利用について説明会開催


近年、輸入タケノコの増加や竹材に替わるプラスチック製品の普及などにより、竹林の多くは管理が行き届いていない状況にあります。日本では、このような放置竹林が異常に繁茂し、里山の荒廃や野生鳥獣の棲家となって、健全樹木の生育を阻害しているだけでなく、山地災害の原因となるなど、深刻な社会問題となっている。
特に舞鶴市では民有林の25%が"竹林"となっている。(ちなみに福知山市では12%である。)
浸食して来るこの竹林を伐採するだけでなく、有効に利用しようと、この問題に取り組んでいるグループがある。
左のパネルディスカッションは「竹林の活用を考える」をテーマにした意見交換の場である。


右奥は「竹パウダー」の名称で販売されている竹を原料とした肥料である。
手触りは、まるでヌカのようにきめ細かい商品である。
右は「竹チップ」、その下は「牛糞入り竹チップ」で、いづれも有効な肥料である。

竹の中節を取り、充填器を使い、チップ・草などを中に充填し「里山竹燃料棒」(長さ90cmで48円/本)の製品作りなどの意見発表も行われた。