好天のお正月

長安寺から除夜の鐘が聞こえ始めると、紅白歌合戦を見終えた地元氏子の皆さんが家族ともども、ゾロゾロと氏神さん(岩井八柱神社)
の石段を登ってくる。
本殿の境内ではかがり火が焚かれ『おめでとうございます。』のあいさつが交わされる。

お神酒をいただきながら・・・・しばし談笑する。
そういば、私が神社総代をしている時、粉雪が舞い散り、風も吹き、篝火の周りをブルーシートで囲って暖を取った思い出がある。
今年の大晦日は好天に恵まれ、深夜の神社本殿のかがり火の煙も真っ直ぐに杉木立の間を立ち上って行く。
この地方では、近年珍しく穏やかな年の明けであった。
皆さんにとって今年が良い年でありますように・・・。