バイオマスタウン真庭市を見学

H25.12.2〜3

人口5万人、岡山県鳥取県の県境に所在する「真庭市」は森林資源の豊富な町である。

この町は木質(木屑も含めて)資源が豊富なので、これを有効活用して、バイオマス事業を展開している。
製材所が30社もあり、原木市場には杉・檜がうず高く積まれている。写真は檜の山


真庭市で産出される檜は良質な木材として、「美作材」のブランドで岡山県や関西方面に出荷されている。
林道も整備され、枝打ち、間伐などの手入れがなされており、私の地元の森林と比べると見事というほかない。


地元森林組合の偉い人に聞くと、地元の学校とタイアップして、子供達をこの森林に呼び込んで遊んでもらい、森林セラピー(森林浴)もやってるそうだ。


右は、杉の木である。
上の写真は檜、杉の木は断面に赤い輪があるので、そこで檜・杉を見分けるのだそうだ。

製材工場では木屑を燃料にして蒸気を発生させ、バイオマス発電をしている。左の写真は工場内の発電設備である。
真庭市では、森林組合他9団体で構成する新会社を設立し、平成27年4月から運転開始予定のバイオマス発電所を建設している。
出力1万KWHの規模だそうだ。