「愛宕山」をやりました。

演ってみて・・・。どんな「演題」にするかを決めるのは本当に難しい・・・と思った。
志ん朝師匠の「愛宕山」を聞いて、これは面白い!!。・・とそう思って、やったのだが、それがそもそもの間違い。
こんな体力のいる大ネタだとは思いもよらなかった。
写真は会場を待つ舞台

演じるのに30分を超していた。私はこの「愛宕山」という話を”スペクタクル落語”と名付けることとした。
こんなエピソードがありる。この「愛宕山」は、先代の桂文楽が一番得意にしていた演題だそうである。ところが、晩年文楽がこのネタをやるのを医者から止められていたそうである。その理由は、『あまりにエネルギーのいるお話なので、お年寄りには体力が持たない。舞台で倒れたら大変なので止めておきなさい。』と忠告されていたそうである。


打ち上げを終えて「岡町」から阪急宝塚線に乗り込んだ。電車の中でグッタリとしていると、お向かいのカップルもグッタリとお疲れの様子である。
福知山へ着いたら翌日の1時10分であった。
お休み〜。