椎茸栽培は水商売

H24.11.10

生産森林組合で椎茸栽培に取り組んでいるが、"椎茸栽培は水商売"と言われている。
それぐらい水が必要である。ところが、ほだ木を伏せているのは、大抵山の中なので、なかなか水をかけるのがむつかしい。
杉や檜林の下に立てかけて、せいぜい雨水に頼る程度である。
我が家も個人で自分の山に伏せている。これは本数が少ないので、簡易給水設備を作り、時々そこへ行ってバケツで水をかけている。
給水設備と言っても、きわめて簡単なもので、塩ビの波板1枚を斜めにしてトユで雨水を溜めるだけである。
ところが、これがなかなか効果的で1度雨が降れば桶(樹脂性の箱)1杯に水が溜まるのである。
そろそろ椎茸が芽を出す時期になってきた。
この椎茸の品種はNO「115」という肉厚の最高級品である。

ちなみに、日本きのこセンターが他の品種と味を比較したところ、次のような結果が出た。
『NO115は他の品種と比べて・・・・』
◎ 美味しい 81名
× 不味い  28名
△ どちらとも言えない 6名

NO115と他の品種を炭火で焼いて、"目隠し"をして来場者に試食してもらった結果だそうだ。