辛丹波

H24.11.27

浅草演芸ホールで、あこがれの"川柳川柳"の落語を聞いて外へ出た時には夜の9時を廻っていた。しばらく東に向かって仲見世通りを歩くと、前方遥かにスカイタワーが寒空に浮かぶようにそびえている。ウワ〜ツ、さすがに高い!!。
仲見世通りは総ての店が閉まっており人通りもまばら。途中で右へ折れて「かんのんどおり」へ進むと、広東料理の看板。ギョウザにラーメンをすすりながら何気なくテーブルの隅を見ると、「丹波杜氏の技」の立札が置いてある。それは『辛丹波』という銘柄のお酒の宣伝である。浅草のこんな店にも"丹波杜氏の技が生きた"酒があるんだな〜。聞くと、神戸の灘の酒だそうだ。
ところで・・・・店の方に『スカイツリーが出来て浅草もお客さんが増えたでしょう・・・。』と、聞くと『スカイツリーの建物の中にたくさんの飲食店があるので、ここのところ、浅草の客は減っています。・・・・でも一時的な現象だと思うのですが。』と、浮かぬ顔であった。