女子高校生殺人事件
2015.5.5
私は、平成27年5月、事件現場となった埼玉県の狭山丘陵に立った。
事件は昭和38年5月、学校を終えて帰宅途中の女子高校生が誘拐され、殺されるという事件が発生した。
こんなのどかな丘陵で事件は起こった。(もっとも事件が発生した昭和38年当時はもっと田舎の風情であったと思われる。)
被害者となった高校1年生、中田善枝さんの自宅辺り(道路の左奥)の風景である。
犯人は20万円を要求して、その現金の受け渡し場所に(当時は)佐野屋の門の前を指定した。
写真左奥の平屋の家(現在は違う人が住んでいると思われる。)
中田さんが行方不明となってから20日過ぎに、当時24歳の石川一雄青年が別件逮捕された。
こうして石川青年は無実を訴え続けて、現在も被疑者として生き続けている。(現在では犯人でないと思われているが・・)
左の写真は、石川被告が逮捕された当時住んでいたと思われる地域(JR狭山市駅近く)の風景である。
中田さんは、行方不明か
ら3日目に、石川青年の
自宅近くの土の中から、
殺され、埋められた状態
で発見された。
その場所は狭山駅前のす
ぐ近くであるが、現在で
は建物が立ち並び、繁華
街となっている。
現在では狭山市一帯も、左のように幹線道路も出来、事件当時とは随分
風景や道路状況も変わってきていると思われる。